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タブチマンのおすすめしたいあれやこれ!どれ?

常に加害者・被害者になりえる!知らないと損をする工作物責任について建物の法律

先日、タブチマンが被害に合った隣家のテレビアンテナ倒壊と民法工作物責任】についてのお話

 

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こんにちはっ!

 

 

タブチマンです。

 

 

前回の記事にて少し書かせていただいた

 

 

隣家のテレビアンテナ倒壊による自宅被害のお話!

 

 

ツイッターやブログのコメントにて知りたい・聞きたいなど

 

 

リクエストをいただきましたので記事にしたいと思います。

 

 

今回の記事は特に!

 

 

建物の所有者やもしくは賃貸の賃借人(賃貸物件を借りている人)

 

 

は是非知っていて損はないと思います。

 

 

まずタブチマンに何が起こったのか!

 

 

少し風の強い晴れた日のお昼頃!

 

 

突然、ものすごい音がしました(明らかになにかが家に当たった音)

 

 

音のした方を見に行くとそこには根元が折れたテレビアンテナが・・・

 

 

隣家と自宅に挟まる形で止まっていました

 

 

隣家は賃貸戸建てです。

 

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隣家の住人⇒占有者(民法上は借りている人の事を占有者と呼ぶらしいです)

以下(占有者と書きます)

 

 

占有者の方が在宅だったのでテレビアンテナ折れちゃってますよ!?

 

 

と連絡しました

 

 

占有者『大家さんに連絡してみます』

 

 

占有者さんとのやり取りは今回は省きます

(正直、人間として大丈夫なのという対応でした・・・

このやり取りが知りたい方はコメントいただければまた記事にしたいと思います。)

 

 

タブチマンとしてはまずアンテナの撤去・自宅屋根の損害調査を

 

 

していただきたかったので、占有者さんに要望は伝えました

 

 

そして帰ってきた答えは!!!

 

 

占有者『自然災害での損害は責任ありません』でした

 

 

 

『自然災害での損害は損害賠償できない』

⇧コレッある意味、魔法の言葉です

 

 

ほとんどの方は自然災害は防ぎようがないからしょうがないっ!

 

 

でっ終わってしまうでしょう

 

 

タブチマンとしてはそんなんでみんな納得いくの?と思い

 

 

いろいろと調べてみました

 

 

建物による損害が起きてしまった時の法律!はこちらになるようです

 

 

民法717条

 

 

土地の工作物等の占有者及び所有者の責任

 

 

土地の工作物の設置又は保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じたときは、その工作物の占有者は、被害者に対してその損害を賠償する責任を負う。ただし、占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは、所有者がその損害を賠償しなければならない。

 

 

タブチマンがこの条文を見るまで知らなかったこと!

 

 

賃貸の建物の責任って全部大家さんに責任があるのかと思っていました

 

 

無知って怖い・・・

 

 

今回の事故の場合!損害の責任は占有者になるようです。

 

 

そして今回の事故の重要なポイント!!!

 

 

 

工作物の設置又は保存に瑕疵

 

 

瑕疵(かし)とは通常、一般的には備わっているにもかかわらず本来あるべき機能・品質・性能・状態が備わっていないこと

 

 

もし損害を与えてしまった物に瑕疵があった場合、自然災害であっても

 

 

損害賠償の責任がある可能性があるという事!

 

 

タブチマンがネットで【自然災害 工作物責任】で調べると

 

 

弁護士の方の回答・解釈が出てくるので興味のある方は一度ご覧ください

 

 

では今回の事故に瑕疵(かし)は無かったのか?

 

 

こちらの画像をご覧ください

 

 

まずこちら⇩テレビアンテナの折れた部分

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左下は撤去作業中の電気屋さん

 

 

ちょっと撮らせてぇ~って言って撮らせてもらいました

(電気屋さんめっちゃいい人でした)

 

 

ご覧の通りアンテナのパイプが腐食(サビが酷い)

 

 

そしてもう一枚こちらは建物とアンテナを接着していた部分⇩

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完全に腐食しているのがわかると思います。

 

 

左のホースは屋根裏部屋に魚を飼っているらしく水槽を洗う用のホース?

 

 

今見ていただいた画像を見てアンテナの保存できていますかね?・・・

 

 

しかし、現実的にテレビアンテナなんてつけたらつけっぱなしの方が

 

 

ほとんどだと思います。

 

 

次に占有者さんが言った自然災害について

 

 

今回は風による災害に絞って考えてみます。

 

 

風による災害といえば⇒台風・強風・突風などが思い浮かぶと思います。

 

 

じゃあどのように風災を証明するの?という事

 

 

台風はあからさまに天気予報で来ているのがわかります

 

 

じゃあ強風・突風は?

 

 

こちらは基本的には何月何日何時にこの地域に何メートルの風が吹いた!

 

 

などは気象サイトなどで調べられます。

 

 

そしてここでまた重要ポイント!

 

 

風災なのかを客観的に見る方法があります。

 

 

それは近隣住宅の被害状況!

 

 

例えば強風で屋根瓦が飛んで隣家に被害が出たとします。

 

 

加害者としては自然災害だから責任は取れないというでしょう

 

 

その時、近隣の建物の状況を見ます。

 

 

しかし近隣の建物はなんともない屋根瓦が飛んだのはこの家だけだとすると

 

 

この家の瓦の保全の瑕疵は?となるようです。

 

 

このように単純に風速何メートルあっただけではなく客観的にも

 

 

実際に自然災害だったのかを見る事ができるようです。

 

 

他人に損害を与えてしまった時『自然災害だから・・・』というセリフ!

 

 

個人的には保険屋の決めセリフなんじゃないかなと思います。

 

 

続いて注意したい保険の話

 

 

建物の保険

 

 

建物の所有者の方は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

 

火災保険!

 

 

建物の損害に対して補償してくれる保険ですね

 

 

火災保険の内容については説明を省きますが、この保険の注意点

 

 

自宅しか保証されないという事!

 

 

もし自宅の工作物により他人に被害を与えてしまった場合

 

 

火災保険は使えません・・・!!!

 

 

えっ!!!と思った方多いのではないでしょうか

 

 

もし他人に損害を与えてしまった場合は

 

 

個人賠償責任保険での保障になるそうです。

 

 

建物の所有者・占有者の方はご注意ください

 

 

加害者・被害者になった時の対応!

 

 

もしあなたが加害者・被害者になってしまった時の対応を

 

 

タブチマンなりに考えたのでご紹介

 

 

加害者になってしまった場合!

 

 

被害の確認をする・ケガ人が居るならまず救護⇒人命第一♡

 

 

自分に過失がある無しに関わらず(迷惑をかけているのは事実)

 

 

まず相手にご迷惑をおかけして申し訳ありませんとあいさつをする

(タブチマンの事故の場合一回も挨拶に来ませんでした!?

このやり取りが知りたい方はコメントください記事にします)

 

⇧これかなり大事

 

 

挨拶するとしないとでは後の示談交渉が変わってくると思います。

 

 

損害を与えてしまった工作物の写真や設置してあった場所の写真を

 

 

何枚か撮っておく

 

 

工作物がちゃんと設置・保存されていたという証拠になると思います。

 

 

逆に言うと不利な証拠になるかも・・・

 

 

自分の建物の損害状況の確認と保険の確認など

 

 

もしわからない事があったら保険屋さんもしくは専門家(弁護士など)に聞く

 

 

 

被害者になってしまった場合!

 

 

ケガをした方が居たら救護しましょう⇒人命第一♡

 

 

損害の確認をしましょう!相手の工作物・自分の被害状況をできるだけ

 

 

写真に撮っておきましょう!証拠は多い方が良いと思います。

 

 

もし相手がまともな人でしたら示談交渉が始まると思います

(タブチマンの場合、示談?なにそれ?状態でした)

 

 

もしタブチマンのように相手に示談する気が見えない

 

 

大切な物を壊されて困っている方、悩んでいる方

 

 

この記事で説明したようにもしかしたら工作物責任で損害賠償請求できるかも!

 

 

そんな時は役所・役場など各自治体で無料の法律相談があります。

 

 

法律の専門家に聞いてみることをお勧めします。

 

 

まとめ

 

 

タブチマンもこのような事故は初めてだったのでかなり勉強になりました

 

 

1 自然災害での損害は原則、損害賠償請求できない

 

 

2 自然災害であっても工作物の設置又は保存に瑕疵がある場合損害賠償請求

  できる事を認めている

 

 

3 損害賠償できるできないに関わらず証拠は残しておいた方が良い

 

 

4 過失に関わらず迷惑をかけた時はまず挨拶!?

 

 

 

かなり長い記事になってしまいましたが、建物の所有者

 

 

占有者の方は他人事ではないので知っておいて損はないと思います。

 

 

今回の事故の相手とのやり取りも知りたい・聞きたいという方は

 

 

コメントに書いていただければ記事にしたいと思いJます。

 

 

長々とご覧いただきましてありがとうございました

 

 

また次回も宜しくお願いします。

 

 

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